Published date: March 12, 2025

学生寮の名残を感じる、アートとデザインが融合したホテル

chika.oka.h

Property Stayed (March, 2025)

1/12

HOTEL ANTEROOM KYOTO

7 Aketacho, Higashi-Kujo, Minami-Ku, Kyoto City, Kyoto, Japan

365~

Room Type Stayed

Non-smoking Single Room

1 guest(s)

365 ~

Experience of the stay

京都駅から徒歩15分、地下鉄十条駅からも徒歩6分という立地に佇む「HOTEL ANTEROOM KYOTO」このホテルは、かつて学生寮として使われていた建物をコンバージョンし、2011年に誕生したユニークなホテルだそうです。外観はシンプルで落ち着いた雰囲気ですが、一歩中に入ると、アートとデザインが調和した空間が広がります。チェックインから感じる心地よい空間フロントに到着すると、スタッフの方の温かい対応が迎えてくれます。ホテル全体がギャラリーのようになっており、ロビーにはさまざまなアート作品が展示されています。時期によって展示が変わるため、訪れるたびに新たな発見があるのも魅力の一つです。チェックインを済ませ、部屋へ向かいます。館内の廊下や共用スペースにはシンプルでスタイリッシュなインテリアが配され、学生寮の名残を感じさせるデザインも随所に見られます。広々としたデスクと快適なベッド今回宿泊した部屋はシングルルーム。シンプルなデザインながらも、機能的にまとまった空間です。特に印象的だったのは、広いデスク。もともと学生寮だった名残からか、しっかりとした作りの大きな机があり、仕事をするにも読書をするにも最適です。また、シングルルームでありながら、ベッドは一般的なシングルサイズよりも大きめ。ゆったりとくつろぐことができ、旅の疲れをしっかりと癒やせます。コンパクトながら機能的なバスルームバスルームはコンパクトな造りですが、必要十分な設備が整っています。清潔感があり快適に利用できました。また、徒歩1分の場所には「明田湯」という昔ながらの銭湯があります。大きな湯船でゆっくりと温まることができるので、ホテルのバスルームが手狭に感じる方は、ぜひ利用してみるのも良いでしょう。営業時間は15:00～24:00（最終入店は23:30）、定休日は毎週金曜日となっています。朝食は追加オプションで楽しめる宿泊プランには朝食が含まれていませんが、チェックイン時に1,500円で追加することが可能です。当日申し込む場合は2,000円となるため、朝食を楽しみたい方は事前に申し込んでおくのがおすすめ。【ANTEROOM MEALS】朝食は、シンプルながらも京都らしい食材を使用したこだわりのメニューが提供されます。特に特徴的なのは、自家製サンドイッチ。この日のサンドイッチは、豆腐クリームと生ハムのオープンサンドと、ツナリエットのオープンサンドでした。見た目にも美しく、ヘルシーかつ満足感のある味わいで、朝から幸せな気分になれました。種類も豊富なグリル野菜サラダとソーセージ、スクランブルエッグ、ベーコンひよこ豆のスープまた、朝食時には海外からの宿泊者も多く、京都という国際的な観光地ならではの雰囲気を感じました。異なる国の言語が飛び交う中、グローバルな朝のひとときを楽しめたのも印象的でした。飲み物の種類も充実しており、小松菜のグリーンスムージーは見た目の色よりも飲みやすく、お代わりしたくなるほどでした。さらに、檸檬とハーブのデトックスウォーターやオレンジジュース、自家製スパイスチャイも提供されており、それぞれが個性豊かな味わいを楽しませてくれます。特にスパイスチャイは香りが良く、朝の目覚めにぴったりの一杯でした。また、コーヒーも用意されており、コーヒーカップの他に、テイクアウトできる紙コップも置かれている配慮がありがたかったです。出発前に一杯のコーヒーを片手に、京都の街へと繰り出すのも素敵な時間でした。季節によって内容が変わるため、リピーターでも新鮮な気持ちで楽しめるのが魅力です。まとめ：アートと居心地の良さが共存するホテル HOTEL ANTEROOM KYOTOは、単なる宿泊施設ではなく、アートとデザインが融合した独自の世界観を持つホテルでした。学生寮の名残を感じる広いデスクや、落ち着いたインテリアは、旅の拠点としてだけでなく、ワーケーションにも最適。京都の中心部から少し離れた静かなエリアにあるため、喧騒から離れてゆったりと過ごしたい方にもぴったりです。次回京都を訪れる際にも、ぜひまた泊まりたいと思える、そんな魅力的なホテルでした。